2曲めの「ブルーマイナー」がめちゃくちゃかっこよくて、心地よく耳に残る。今回紹介するアルバム全てに言えることだが、楽曲が素晴らしいだけでなく、ジャケットが素晴らしい。タイトスカートとハイヒールの女性の足の白黒写真にCOO STRUTTIN’とBLUE NOTE 1588の文字だけだ黄色のデザイン
村上春樹さんの「アフターダーク」という小説の最初の方に
A面の1曲めに『ファイブスポット・アフターダーク』っていう曲が入っていて、これがひしひしといいんだ。トロンボーンを吹いているのがカーティス・フラーだ。初めて聴いたとき、両方の目からうろこがぼろぼろ落ちるような気がしたね。
というフレーズがある。まさにこのアルバムを紹介するのに最高の文章だ。
Waltz for Debby Bill Evans Trio
横浜の老舗のジャズ喫茶のマスターが「1番好きなアルバムは?」と聞かれ、答えたのがこのアルバムだったりして、入門者からベテランまで幅広い層から支持される名盤中の名盤。「マイ・フーリシュハート」で始まって「ワルツ・フォー・デビイ」につづくアルバム全体の雰囲気を大事にしたい。
COOKIN’ WITH THE MILES DAVIS QUINTET
1曲めの「マイ・ファニーバレンタイン」について『マイルス・デイビスのマイ・ファニー・バレンタインを聴いていたら君に電話したくなった』という電話会社のコマーシャルがあったそうです。夜中に一人でしんみりと聴いてるとそんな気になります。
JOHN COLTRANE MY FAVORITE THINGS
1曲めの「マイ・フェイバリット・シングス」はCM 「そうだ 京都行こう」のバックに流れてる曲。オリジナルは映画「サウンド・オブ・ミュージック」でジュリー・アンドリュースが歌っていた「私のお気に入り」です。
helen merrill with clifford brown
2曲めの「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」は女性ジャズボーカールといえばこの曲を思い浮かべるくらい有名でジャズらしい曲。私の持っているCDにはなぜかwith clifford brownが入っていないのですがLPには入ってます。
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